ジオロケーション

サハリン州の地形図

地図をクリックすると、その地形、その標高、その地勢が表示されます。

千島列島

ロシア > サハリン州

太平洋の大陸棚の縁に位置する海底地形、および海流の影響(オホーツク海内部で、アムール川の運ぶ養分を含んだオホーツク環流と、カムチャツカ半島東岸を流れて千島列島北部から入り込んだ養分豊かな親潮が合流し、これがさらに千島列島から流れ出し親潮と再合流する)により、列島周囲の海水は北太平洋でも最も魚の繁殖に適している。このため、動植物などあらゆる種の海洋生物からなる豊かな生態系が千島列島付近に存在する。

平均標高:2 m

占守島

ロシア > サハリン州

高台にある四嶺山(しれいさん、標高 171 メートル)には、戦時中に旧日本軍の守備隊の本部が置かれていた。現在では、戦車、砲台、戦闘機、飛行場、格納庫、トーチカなどの残骸や廃墟が残る。また、ロシアは小さいながらも軍事施設を設置している。

平均標高:46 m

一菱内湖

ロシア > サハリン州

平均標高:177 m

歯舞群島

ロシア > サハリン州

地質構造的には色丹島とともに根室半島の延長が部分的に陥没したものとされ、地形や植生なども根室半島に似ている。台地状の平坦な島々が多い。いわゆる北方領土の一つであり、複数の狭小な島からなる。中央に位置する志発島が最も大きい。なお、諸島であるが北方四島のうちの1島として扱われる。歯舞は四島全体の2%の面積を占める。

平均標高:1 m

秋勇留島

ロシア > サハリン州

納沙布岬から13.7kmの沖合に位置し、勇留水道を隔てた勇留島の南西約4kmの位置にある。平坦な地形であり、全島がクマザサにおおわれ巨木はほとんど見当たらない。戦前は海藻の宝庫とされ、缶詰会社が設けた直営のカニ刺網を除いては、共同漁業を営んでおり、コンブ漁やタラ漁が盛んであった。

平均標高:5 m

幽仙湖

ロシア > サハリン州

平均標高:440 m

色丹島

ロシア > サハリン州 > ユジノクリリスク都市管区 > クラボザヴォーツク

納沙布岬の北東約75キロメートルの地点にあり、413メートルの斜古丹山を中心に島全体が比較的なだらかな丘陵になっている。カラマツの近縁種であるグイマツや、ウルップソウなどの高山植物に恵まれた自然の宝庫でもあり、湖沼も多い。地質構造的には歯舞群島とともに根室半島の延長が部分的に陥没したものとされ、地形や植生なども根室半島に似ている。海岸線は西北岸は断崖であるのに対し、東南岸は変化に富み、船の接岸が可能な場所は20か所以上に及ぶが、松が浜を除いては港として機能しなかった。村役場が置かれた場所は北東部の斜古丹湾岸で、学校や駅逓、郵便取扱所も設けられ、斜古丹という名の集落をなしていた。島の南北両岸には天然の良港が多く、捕鯨…

平均標高:31 m

水晶島

ロシア > サハリン州

平均標高:2 m

幌筵島

ロシア > サハリン州

平均標高:94 m

阿頼度島

ロシア > サハリン州

島の平地は草や枯れた木があり、黒い砂などが露出している。所々にはアイザワソウやアライドヒナゲシが見られる。標高が 300 - 700 m になるとミヤマハンノキやハイマツが密生している。なお、ミヤマハンノキの林の中には旧日本軍が掘った塹壕があり、総延長は 12 km に及ぶ。丘には砲台の跡が残っている。島に入るためにはロシア人のガイドが必要で、一歩間違えると火山性のガスを吸い込んでしまうことも有り得る。

平均標高:333 m

東沸湖

ロシア > サハリン州

平均標高:24 m

勇留島

ロシア > サハリン州

平均標高:3 m

志発島

ロシア > サハリン州

平均標高:5 m

多楽島

ロシア > サハリン州

歯舞群島の中で最も北に位置し、最高部でも海抜30メートルであり、地形は平坦である。樹木の植生はほとんどない。戦前の人口は231世帯、1,457名。良港を有しないことから昆布漁を始めとする海藻採取が中心であった。牛馬の放牧も年中行われていた。

平均標高:2 m

この場所について

 •  •  •